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大手通信事業者 ネットワーク統合監視システム |
当プロジェクトは、大手通信事業者様よりの、それまで各拠点により分散監視されていたネットワークを、統合/集中監視できるものへ移行したいというオーダーのもと進められました。当時、クライアントは数社との経営統合の時期を迎えており、これにより複雑・煩雑化が危惧されるネットワーク監視・管理を集中・統合化することで、あらゆる面で効率化を図ることをめざしました。運用に関しては集中サーバーだけではなく、Webサーバーを使って各拠点のオペレーターからもブラウザーベースで集中監視することができるシステムにしてほしいというお話もいただきました。こうしたさまざまなことにお応えするために、実際のシステム構築に際しては、事前のお打ち合わせから現場で作業進行時にいたるまで、お客様のご要望を細かく確認しながら、 代表的なネットワークの統合管理ツールであるNetCoolを一部カスタマイズしてシステムを構築していきました。統合監視ツールでの一元管理を導入したことで、オペレーションの標準化が図れたことはもちろん、監視担当の人員の削減など、TCOの削減にも貢献することができました。
また、このシステム導入のもうひとつのポイントは、調査から設計・導入・サービスインまでが約3ヶ月間という短期間の納期にありました。私たちはネットワーク監視のエキ
スパートによる少数精鋭のプロジェクトチームを編成。お客様の下で、お客様と共に集中的に作業を行うことで、この厳しい条件を見事にクリアすることができました。さらにシステム導入直前には、研修会を開くと共に、オペレータに対して今システム利用のための操作オペレーション教育からトレーニングまでサポート。導入後には、エラーメッセージの標準化やハードウェアの新規導入や削除といったネットワークに変更があった際のデータの更新にも対応しています。
お客様との綿密なコミュニケーション、的確なプロジェクトマネジメント、短期集中での作業など、当プロジェクトは、他社にはないTBCの特長を生かせた仕事の好例であると自負しています。